岡山大学西洋史学研究室便り

岡山大学西洋史学研究室で行われたことなどを更新していきます。

岡大西洋史研究室・イギリス史部会発足のご提案

こんにちは。西洋史M1の北川です。

今回は、岡大西洋史研究室・イギリス史部会発足の提案をさせていただきます。

この試みは、前期に行なった「参加者全員で世界史リブレットを読み、順番に発表する」という形式の勉強会と並行して、「それぞれ専攻する・あるいは興味のある時代・国・分野の学生同士で集まって、より密度の高い学習(関連する書籍を読む、学説を学ぶ、など)をしようじゃないか」というものです。これまでの勉強会にくらべ、自分の興味のある分野をより専門的に学ぶことができ、また少人数形式となることから時間的な自由度も増すことでしょう。さらに、これまでは院生や上級生が音頭を取って一斉に行なっていましたが、この方式では誰でも勉強会を立ち上げられます。つまり、例えば「この本を読みたいんだけど」と周りの人たちに呼び掛けて、興味・関心を同じくする人たちで、好きな時間・好きなタイミングで勉強会を開くことが可能なのです。

しかし、なにはともあれやってみないことには始まりません。そこで手始めに、主にイギリスの近世・近代を専攻している面々を中心に「イギリス史部会」を立ち上げ、週一回くらいのペースで勉強会をやってみようと思います。

詳しい内容はメンバーがある程度集まってから決めたいと思いますが、18~20世紀イギリスの政治経済・社会などといった、さまざまな研究の背景となる事柄のアウトラインを追っていくことになるでしょう。たぶん三回生の8000字レポートや四回生の卒論作成の役にも立つと思います。また、参加の対象はイギリス史専攻の学生が主ですが、まだ専攻をどの時代・国にしようか悩んでいて、ちょっとイギリスに興味あるかも、という二回生の皆さんも歓迎します。せっかくですから、授業の空きコマにお茶やお菓子などをつまみつつ、ちょっとばかり歴史の勉強をしてみましょうよ。

もし参加したいという方がいらっしゃれば、僕の方まで連絡をお願いします。また勉強会の詳細に関しましても、決まりしだいサイボウズやブログに順次アップしていきますので、そちらのほうもご覧になって下さい。

それでは。

(文責・北川)